ゼラチンシルバーセッション

ゼラチンシルバーセッション(GSS)は銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、面白さを広く知ってもらうことにより、次の世代のためにも銀塩写真技術や機材、フィルム、印画紙等を守っていく思いを繋げていくプロジェクトです。
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    【GSS+都立工芸高校写真部 ワークショップ】は終了しました
    • ※このワークショップは富士フィルムイメージング株式会社に薬品、フィルム、印画紙をご提供頂きました。

      6月19日 第1日目
      参加:生徒9名、広川泰士、瀬尾浩司、大場あすか、河野豊(広川泰士アシスタント)、上條遼(広川泰士アシスタント)、たけぞう(瀬尾浩司アシスタント)、日本大学写真学科の生徒5名 、瀧澤匠子(都立工芸高校定時制写真部OG)※尊称略

      午前 --- 撮影

      都立工芸高校ワークショップ
      フィルム(NEOPAN 400 PRESTO)を広川先生から生徒へ直接手渡しして頂き、それぞれが自分でカメラに詰める。
      初めてフィルムを扱う生徒は、広川先生に教えて頂きながらフィルムを詰めました。

      広川先生が屋外撮影を提案され、学校の外へ移動。
      天候は曇り。校門で瀬尾先生とアシスタントのたけぞうさんと合流。
      生徒全員、広川先生、瀬尾先生、スタッフの方3名で工芸高校から東京大学方面へ歩きながら撮影をする。
      途中少し雨が降ったが、すぐに快晴になる。
      東京大学の門の前で記念撮影をし、白山通りを通って工芸高校へ戻る。
      お昼休みまで時間に余裕があった為、フィルムを撮り切れなかった生徒がスタジオで自由に撮影を行う。
      都立工芸高校ワークショップ

      午後 --- フィルム現像

      都立工芸高校ワークショップ
      都立工芸高校ワークショップ

      午前中に撮り切ったフィルム数本から1本選び、暗室に集まる。
      今回は広川先生も、自らフィルム現像に挑戦。生徒の中に交じる広川先生に皆ドキドキ。
      大場先生の指導の下、始めに明室の状態で、期限切れフィルムでリール巻きの練習を繰り返す。
      次に電気を消した状態でリール巻きの練習をし、いよいよ本番。
      何人かのフィルムがリールから外れてしまうが、奮闘の成果、全員無事にタンクの中にしまい終える。

      水で前浴した後、現像液、停止液、定着液の順に薬品を入れ替え、撹拌をする。
      定着を終え、タンクの蓋を開けフィルムを確認。何度この作業をしても、この時が一番、皆が緊張する瞬間。
      生徒全員が無事に現像成功し、端のコマに何が写っているのか気にしつつフィルムを水洗する。
      フィルム水洗を終え、全て乾燥機に吊るす。
      ワークショップ1日目終了。

      6月20日 第2日目
      参加:生徒10名、広川泰士、瀬尾浩司、三好耕三、大場あすか、河野豊、上條遼、たけぞう、日本大学写真学科の生徒5名、瀧澤匠子 ※尊称略

      午前 --- コンタクトプリント、コマセレクト

      都立工芸高校ワークショップ
      都立工芸高校ワークショップ

      前日に乾燥させたフィルムを6コマずつカットしてシートに収納する。
      本日から参加する生徒は持参したフィルムを持ち、暗室に入る。
      暗室1、暗室2に分かれての作業。
      暗室1は大場先生、暗室2では瀬尾先生に指導して頂く。

      露光時間と絞りを決め、先生やスタッフの方にアドバイスして頂きながらコンタクトプリントを仕上げる。
      水洗終了後、コンタクトプリントを乾燥。
      乾燥機のスピードが遅く高温だった為、最初に乾燥機に通したプリント数枚の、RCペーパーの表面素材が溶ける。
      溶けて剥がれた表面素材に、広川先生が興味深々。
      犠牲が1人程に抑えられたので、他の生徒はそれぞれコンタクトプリントを見ながら自分の好きなコマをセレクトした。

      午前中はコンタクトプリントのみの予定だったが、大分時間に余裕が出来た為、午前中から少しずつ本番プリントをし始める。

      暗室に入る前に、広川先生が用意して下さった、絞りのみ変えて撮影した同じ風景写真3種類、さらにそれぞれ階調を変えてプリントしたものを見ながら、フィルターの説明をして頂く。
      とても分かりやすく、生徒全員が真剣に聞いていた。

      説明を聞いてから、再び暗室での作業。
      露光時間、絞り、フィルターの数値を変え調整や実験をしながら、生徒が思い思いにプリントしていく。
      落ち着いたところで一旦お昼休み。
      その間に、広川先生のオリジナルプリントと瀬尾先生のアートワークを見せて頂く。

      午後 --- 本番プリント

      都立工芸高校ワークショップ
      都立工芸高校ワークショップ
      都立工芸高校ワークショップ

      午前中に引き続き、セレクトしたフィルムのプリント作業へ移る。
      各暗室にいる先生やスタッフの方にアドバイスを聞きながら、自分が納得するまでプリント作業をする。
      慣れている生徒は、覆い焼きや焼き込みを指導してもらう。
      定着が完了したプリントは、明室にいる三好先生に見せて意見を頂き、最後の調整をしながらプリントしていく。
      4時前にはプリント作業完了。
      生徒全員、水洗を終えた印画紙を乾燥機に通す。

      --- 講評 ---

      都立工芸高校ワークショップ

      1人ずつ、テーブルに本日のプリントを並べる。
      曖昧ながら焼いた順に並べ、自分がどうプリントしたかったか、プリント作業での工夫を同席していたスタッフの方にフォローされながら説明する。
      1枚ずつ、広川先生・瀬尾先生・三好先生から感想などお話しして頂く。
      ワークショップの感想なども、生徒・先生の間で交わされました。
      最後に先生方から終わりの言葉を頂いて、2日間のワークショップが無事終了。

      レポート:新垣裕子

    • 【データ】
      日時
      10年6月19日(土)、20日(日)
      会場
      都立工芸高校
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