ゼラチンシルバーセッション

ゼラチンシルバーセッション(GSS)は銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、面白さを広く知ってもらうことにより、次の世代のためにも銀塩写真技術や機材、フィルム、印画紙等を守っていく思いを繋げていくプロジェクトです。
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    • GSS 08展 Save The Filmロゴ

      さまざまなジャンルで活躍する方々をゲストに招いての展示(写真、詩、音楽、絵画、インスタレーション、写真家とのコラボレーション他)をします。

      • 浅野忠信
      • 忌野清志郎
      • UA
      • 坂本龍一
      • 佐治晴夫
      • 椎名林檎
      • 竹中直人
      • 幅 允孝
      • HYSTERIC GLAMOUR × WATARU
      • 深津絵里
      • goen 映像部(森本千絵+横田将士)
      • 箭内道彦
      • 吉田克幸
      • 吉田玲雄
      • 吉永小百合

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      • 浅野忠信

        「無題」

        浅野忠信(あさの・ただのぶ) 俳優

        プロの写真家のためにフィルムは作り続けて欲しいです。
        そしてプロの写真家はフィルムを使い続けて欲しい。

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      • 忌野清志郎

        「untitled」2008年 タイプCプリント

        忌野清志郎(いまわの・きよしろう) バンドマン

        '51年生まれ。'70年RCサクセションとしてデビュー、10年連続武道館公演などの実績を残す。'91年RCサクセション活動休止後もソロ活動の他、俳優や絵本の執筆、サイクリストなど活動は多岐に渡る。 2月10日日本武道館にて行ったライブの模様を収めたDVD『忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館』、CD『忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館 2枚組ライブアルバム』発売中。 8月27日レア映像をまとめたDVD『ブルーノートブルース忌野清志郎LIVE at Blue Note TOKYO』発売予定。

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      • UA

        「銀河の活性化」2008年 タイプCプリント

        UA 歌手

        このところ
        様々な情報が心に届きます
        そのひとつには 銀塩写真を大切に
        銀河のために この星のために
        なぜならやはり
        この星は銀塩写真に写したい
        未来のために 子供のために
        デジタルは肉眼には似つかず
        肉眼はフィルムに胸焦がれる
        ひとつ
        よろしくお願いいたします

        プロフィール
        UAとは、スワヒリ語で「花」と「殺す」という対極的な意味を持つ言葉。 1995年6月、ビクタースピードスターから「HORIZON」でデビュー。デビュー当時から、その個性的なルックスと存在感のある歌声で注目を集める。「情熱」「甘い運命」「悲しみジョニー」「ミルクティー」などのヒット曲を持つ。また、NHKで歌うお姉さんとして参加した童謡、愛唱歌を集めた「うたううあ」はロングセールスを記録。 昨年、松本人志監督の「大日本人」にも出演。

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      • 坂本龍一

        「co.kyu.」2008年

        坂本龍一(さかもと・りゅういち) 音楽家

        1952年東京生まれ。78年『千のナイフ』でデビュー、同年YMOに参加。YMO散開後、数々の映画音楽を手掛け、88年アカデミー賞作曲賞、他を受賞。 06年には新たな音楽コミュニティ「commmons」を設立。また07年7月、有限責任中間法人「more Trees」の設立を発表し、温暖化防止についての啓蒙や植樹活動を行うなど、活動は多岐にわたっている。 90年より米国、ニューヨーク州在住。

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      • 佐治晴夫(さじ・はるお) 宇宙物理学者・理学博士

        宇宙のからくりからみた銀塩の魅力
        〜フィルム、デジタルの根源的差異を考える〜
        かつて写真技術が発明されることによって、肖像画を描いていた画家たちは失業し、新しい絵画の世界を切り開くきっかけとなった。実は、銀塩写真からデジタルへの移行にも似たようなことがいえそうだ。デジタル写真は、撮影直後の映像の確認が容易であり、撮り直し、消去にも手間がかからず、しかも、撮影後の画像処理が自由自在であるなど、驚くべき利点を有するが、一方では、撮るべき一瞬と対峙する緊迫感に欠けるというデメリットを生み出す。つまり、従来の銀塩写真は、一枚の作品を撮る一瞬までの間に途切れることのない連続した時間の流れがあり、それが凝縮した先にシャッターチャンスが到来する。それゆえに、そこで撮られた一枚の作品には、撮影者の生命の息づきを感じさせるリアリティ-があって、写真にこめられた想いは、画像の中で永遠に生き続けることにもなりえたのだが、デジタル写真は、時間の流れの一瞬を捉えたにすぎず、しかも、撮影した後に、いかようにも再構築できるという点からみると、銀塩写真がもつ「フラクタル性」、すなわち部分から全体を見通すという迫力に欠けてしまうようだ。いいかえれば、デジタル写真は、被写体そのものを二次元的に切り取る能力には長けているにしても、被写体の周辺にそこはかとなく漂う見えない空気、雰囲気とでもいいたい奥行きのような何かを表現する段になると銀塩の力には及ばない。これは、物理的な観点からいえば、感光素子の基本的構造と処理方法の差異に由来するのだろうが、あえて言えば、世界の構造がデジタルな原子分子で成り立っているのにもかかわらず、われわれが目にする世界は、極めてアナログ的な確率現象でしかないという現代物理学が明らかにしたパラドックスにも似ている。もう少し詳しくいえば、銀塩フィルムにおける感光粒子は、フィルム上にランダムに存在しているが、デジタル写真における感光素子は、きわめて規則正しく整列している。
        一方、人間の目を構成する細胞の動きは、けっして一様ではなく、ランダムに動くことによって、ノイズを平均化し、心地よい画面をつくるようにできている、これは、天体写真を撮ってみるとよくわかる。通常、望遠鏡越しに惑星などの写真を撮ると、例外なく、肉眼による眼視映像よりも、ぼけた写真しか撮れない。何故か。それは、眼視の場合、視覚細胞がゆらいで、ランダムな自然界のノイズを平均化し、結果としてノイズ除去をしているからである。ぼけて、ゆらいでいるからこそ、ピントがきっちりあって見えるということだ。この事実は、積分法といって、20世紀後半の実験物理学での測定精度を上げる方法に応用されている。つまり、人間の目に心地よい自然の映像とは、きっちりと、規則正しく配列された素子では実現されず、ランダムな素子の上に創り出される平均化された映像だということになる。もちろん、この場合、十分な解像度を確保できる程度の精細なドットであらねばならないことはいうまでもない。
        実は、この状況は、音楽の演奏をデジタル処理したものとアナログ処理したものとの再生音の違いを思い起こさせる。たとえば、CDを半導体素子のアンプで再生した場合と、LPレコードを真空管アンプで増幅した場合の再生音の違いである。筆者は、かつて、あるレコード会社の協力を得て、カルル・ベーム指揮、ウイーンフィルの演奏によるモーツアルトのレクイエムを同じマスターテープからCDとLPに落として聞き比べをしたことがある。その差は歴然としていたが、もっとも顕著だったのは、第5曲、ラクリモーサ(涙の日)の終結部を力強く、しかももっとも美しい合唱で締めくくる「アーメン」の部分だった。つまり、すべての合唱団員が後ろ向きで歌っているとしか思えない再生音がCDだったのである。もちろん、デジタル録音には、アナログレコードでは避けることのできない針のスクラッチノイズなどは皆無であるが、音場の奥行きが感じられないのである。考えてみれば、音響であっても、映像であっても、われわれが日常接している世界には、必ずノイズが伴う。自然界の特性でもあるノイズを除去した世界は、虚構の世界であろう。
        デジタル技術にも、たしかにノイズは存在するが、それは虚構のノイズだ。たとえば、モアレによる擬色だ。だからこそ、銀塩は、銀塩であるが故の原点に立ち戻り、改めて新たな銀塩世界の魅力に目覚めるべき時期が今なのかもしれないとも思う。もちろん、デジタル写真のデメリットもいずれはデジタル技術によって克服されていくのだろうが、少なくとも、現時点においては、いまだに、銀塩には太刀打ちできない弱さがある。デジタル技術の基本は、情報となる信号の量子化にあるが、自然界の姿は、量子化されたモデルのアナログ的な確率現象であることを肝に銘じておきたい。
        -以上―

        プロフィール
        1935年、東京生まれ。理学博士。東大物性研、NASA研究官、玉川大教授などを経て、現在、鈴鹿短期大学学長。 宇宙の創生理論で世界的に知られるが、NASAの宇宙探査機・ボイジャーに地球からのメッセージとして、バッハのプレリュードを搭載したこと、E.T.との交信には音楽を使うこと、コスモスセラピーの提案などでも知られる。 趣味はパイプオルガン演奏、観世流能、銀塩写真など。「からだは星からできている」など著書多数。

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      • 椎名林檎(しいな・りんご) 音楽家

        1978年11月25日生まれ、福岡市出身。98年シングル『幸福論』でデビュー。4枚のアルバム『無罪モラトリアム』(99年)、『勝訴ストリップ』(00年)、『唄ひ手冥利—其ノ壱—』(カバー集 02年)、『加爾基 精液 栗ノ花』(03年)を発表。 03年バンド東京事変を結成。04年1stアルバム『教育』を発表。一部メンバーチェンジを経て06年1月に発表した2ndアルバム『大人』がチャート1位を獲得。06年映画『さくらん』で音楽監督に初就任。07年2月、映画をイメージして制作した椎名名義4年ぶりのアルバム『平成風俗』をリリース、チャート1位を獲得。9月に東京事変の3rdアルバム『娯楽』を発表。 08年、デビュー10周年を迎え、記念作品を立て続けにリリース。9月17日にはDVD「座禅エクスタシー」、11月25日にはCD-BOX・DVD-BOX「MoRA」を発売。

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      • 竹中直人

        「葉山森戸海岸」2007年  右:「病弱な母が一番元気だったとき。」

        竹中直人(たけなか・なおと) 俳優・映画監督

        フィルムは僕にとっての夢。現像が上がってくるのを待つロマン。その場ですぐに見られるのは寂しい。

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      • 幅 允孝

        「銀塩写真集積」

        幅 允孝(はば・よしたか) BACH(バッハ)代表、ブックディレクター

        1枚の写真をじっくり眺めるのも素敵だが、何枚かの写真が連なるからこそ見えてくるメッセージがある。写真集。このロマンティックな紙束は、銀塩写真がもたらした写真表現の奥行きがあったからこそ、ここに存在している。

        プロフィール
        国立新美術館ミュージアムショップやHANDS BOOKSなどにおける本のディレクションを行っている。ほか編集、執筆、ライブラリー制作、本棚制作など、本周りのあらゆる分野で活動中。 2008年秋に伊勢丹で行われる「アートコンビニエンスストア」にも少年漫画雑誌で組み上げた本棚で参加予定。

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      • HYSTERIC GLAMOUR × WATARU

        「HYSTERIC GLAMOUR AUTUMN 2008」2008年 ゼラチンシルバープリント

        HYSTERIC GLAMOUR × WATARU

        デジタルカメラの発展。だれでも簡単にきれいに撮れて、そのうえ加工もしやすい。たしかに報道や広告には適している。しかし、その“像”には、作家の存在が感じられない。特に、デジタルによる最近の広告作品を見ても、どれもが同じで、個性に欠けている。写真作家としての追求。デジタルカメラで賄えるのでしょうか? 疑問であります。現にデジタルピアノしか弾けない、“一流ピアニスト”って、存在しますか? 写真における“芸術性”の危機。大問題であります。もう一度、アナログカメラの存在を考え直すべきではないでしょうか?

        HYSTERIC GLAMOUR  北村 信彦

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      • 深津絵里

        「3484」ph:瀧本 幹也 (協力)hm:柘植 伊佐夫

        深津絵里(ふかつ・えり) 女優

        私はいつも写真を撮られる時、息を止めてしまいます。
        それは子供の頃から変わりません。
        魂が抜かれるという話を、なんとなく信じているからかもしれません。
        だから、一瞬たりとも魂を持っていかれないように
        息を止めるんだと思います。
        きっと、写真にはそんな目には見えない何かを
        映し出す力があるのではないかと思います。
        しかし、3484枚かぁ…。
        天才です。

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      • goen 映像部(森本千絵+横田将士)

        森本千絵(もりもと・ちえ)アートディレクター
        1976年生まれ。博報堂、博報堂クリエイティブ・ヴォックスをへて、2007年にgoen設立。様々な人々とのセッションから生み出されるライブ感と素材感を感じるアートワークは、国内外より高い評価を得ている。 日産自動車「NOTE」、DIC(旧:大日本インキ工業)企業広告「イロニンゲン」などの広告を始め、Mr.Childrenやsalyu、坂本美雨、コンドルズなどミュージシャンのアートワーク、「広告批評」や草彅剛「クサナギロン」、児童書「育育児典」などの書籍、環境コンシャスを提案する複合ショップ「kurkku」のアートディレクションなど幅広い活動を展開。また、子供達と共に想像力を育むワークショップ「ちびgoen」を毎月開催している。 作品集に『futo』、『GIONGO GITAIGO J”ISHO』他。N.Y.ADC賞、ONE SHOWゴールド、アジア太平洋広告祭ゴールド、東京ADC賞他受賞多数。
        横田将士(よこた・まさし)
        1983年生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。 在学中より、写真を用いた映像作品及び立体作品を制作、発表。代表作「いくえみの残像」は、アミューズアートジャムin京都2007森本千絵賞、baca-ja2007優秀作、ASK?映像祭2007西村智弘賞、東京ビデオフェスティバル佳作、調布映画祭ショートフィルムコンペティション奨励賞、NHKデジタルスタジアムベストセレクション他、国内外の多くの映画祭で入賞、上映されている。 近作に卒業研究作品「記憶全景」「chichi」などの作品がある。

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      • 箭内道彦

        「トリプル オルタナティヴズ」2008年 デジタルCプリント

        箭内道彦(やない・みちひこ) クリエイティブディレクター

        写真は、きっと
        撮り手の素敵な視点であり、
        一瞬を永遠に残す魔法であり。

        だけど僕は、
        明日が来ないかも知れないから撮るだけ。
        目の前の、大好きな人たちを。
        下手くそなんて関係ない。
        残すことにも興味はない。

        僕は焦っている。

        みんな、明日が来るって思い過ぎなんだ。

        別の話。
        写真家たちは
        資金を出しあって
        フジフイルムの銀塩事業を買い取るべきと思う。
        そのための今までのギャランティだったんだ。
        スポーツカーに乗るよりも。
        大きな家に住むよりも。

        PHOTO IS いまを生きること
        写真はすべての人のもの

        プロフィール
        1964年福島県郡山市生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒。博報堂を経て、2003年、風とロックを設立。2005年「月刊 風とロック」創刊。 主な仕事に、タワーレコード「NO MUSIC,NO LIFE.」、資生堂「uno」、FUJIFILM「PHOTO IS」、東京メトロ「TOKYO HEART」など。

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      • 吉田克幸

        「人形師」2008年 ゼラチンシルバープリント

        吉田克幸(よしだ・かつゆき) 株式会社ポータークラシック代表

        アルバイトの子が作る人形に、いつも癒されます。

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      • 吉田玲雄

        「Film forever」2008年 ゼラチンシルバープリント 撮影:吉田玲雄

        吉田玲雄(よしだ・れお) 株式会社ポータークラシック ディレクター

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      • 吉永小百合

        吉永小百合(よしなが・さゆり) 女優

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